株の割安度をチェックする
PERから割安度をチェック!
株の割安度をチェックする目安としてPERがひとつあげられます。
PERとは
会社の業績(利益)から見た割安さをはかる指標
計算式は
株価 ÷ 1株益
これで、株価が1株益の何倍かを計算するんですね。
1株益とは、当期純利益を1株あたりに割ったもの
- 1株益が100円で株価が1,000円 → PER10倍
- 1株益が50円で株価が10,000円 → PER20倍
つまり、PERは数が少ないほど割安の株だと判断できるのです。
一概にはPERが10倍だから割安だとは判断できない!
その企業の成長性も合わせて考えないとダメ。
- 同じPERなら成長性の高い株がお買い得
- 同じ成長性ならPERが低いほうがお買い得
という判断ができます。
PERの市場平均はどのぐらい?
PERの市場平均は世界的にみても10倍~20倍です。
大体15倍ぐらいが標準と考えられます。
成長性が高くなればPERが高くなります。
しかし、PERが100倍を超えるような高水準の場合は、
割安さの判断が難しく危険水域と考えたほうがよさそうです。
PERによる目標株価の考え方
PERは応用すれば、目標株価の基準にも当てはめられます。
例えば、
A株の場合
- 1株益100円
- 株価が500円
- PER5倍
A社は事業内容もしっかりしていて業績も安定している。
だから平均的なPER水準=15倍ぐらいあってもおかしくないと考えられる。
つまり、1株益=100円×15倍=1500円が目標株価と考えられるのです。
PERについて参考にした書籍
テクニカルなチャートの読み方など、とっても参考になります。
専門用語盛りだくさんなので、
学んだ分はアウトプットして実践していきたいとおもいます。